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外見と中身の曖昧な関係

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澤田知子「Maquerade」 気鋭のフォトグラファの澤田知子氏が、キャバ嬢、ギャル、卒業写真、お見合い写真等など一人400役を演じて、セルフポートレイトに収めたという写真展。 同一人物でありながらも、化粧や髪型、表情の違いでかくも印象が異なるとは。 最…

@肥後橋 国立国際美術館 「3つの個展」 「金子潤 展」 

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伊藤存+今村源+須田悦弘 3人の個展を同時開催。 今村源の作品は、螺旋とシュールさが特徴か。あまり好みではない。 注目の伊藤存の作品は、斬新さや鮮烈なメッセージ性は無いものの、長く楽しめそうな印象。 須田悦弘の作品は、特に感じるところが無かった…

KPOキリンプラザ6F「ニュージオメトリーの建築」

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遠藤秀平 × 藤本壮介 遠藤秀平の作品はいまいち良く分からなかったが、藤本壮介の作品は「新機構のモデルルーム」のようなものだったのでだいぶ楽しめた。近々、写真をUpする予定。 以下、藤本壮介によるコメント 「普通の楽譜は5線がある。それは、まずはじ…

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少し時間が空いたので、お出かけ。 難波のKPOキリンプラザに「澤田知子」の写真展を観に。話題になったのは数年前と記憶しているから、少し時季外れの感も否めないが、未だ公開されてるのには理由があるはず。

 大野慶人+河村悟+由良部正美 「身体の裏側2」:公演情報

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日時 2月4日(土)19:00開演 2月5日(日) 15:00開演 5日(日)終演後、アフタートーク ゲスト:上念省三(舞踊評論家) 1/31〜2/2は、ワークショップおよびトークセッション □出演 大野慶人、由良部正美、香月人美、きたまり、増田美佳、ワークショップ参加者 □音楽…

大野慶人+河村悟+由良部正美 「身体の裏側2」:機会

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大阪難波にて鑑賞。2月4日に。たまたま京都芸術センターで勉強していたついでに、同センターにおいてあるビラを渉猟していたところ、件の公演を発見。特にその後の予定がなかったので急遽、電車に乗り、大急ぎで難波へ。 公演開始ギリギリの時間に到着。

だっから。

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「絵はお好きですか?」といきなり街頭で聞かないで欲しい。それも三宮に行くたびに聞かないで欲しい。そしておもむろにポストカードを渡さないで欲しい。そんなに寂しそうな目で去っていく僕を追わないで欲しい・・・・ つまり、新興宗教のソレと同じ匂いに…

数年来待ち焦がれていた

映像がついにDVD化されたようだ。。 ダニエル・シュミット「KAZUO OHNO」 長野千秋「O氏の肖像等を収録している。どちらの作品とも、これまでは一部しか見る事が出来なかったもの。(NHK出版「大野一雄 美と力」に収録)長野千秋氏の三部作は、特に貴重かつ重…

表象としてのヴィトゲンシュタイン

最近、もの忘れが酷いので忘れないために記しておこう。ヴィトゲンシュタインの姉マルガレーテ・ヴィトゲンシュタインの肖像画をクリムトが描いていた事を思い出した。↓ 有名な話なのだと思うけれど、ヴィトゲンシュタイン家の面々は偉人・奇人・貴人揃い。…

しかしそれはともかく

何故、人は人形やフィギュアに惹かれるのか? 人でないが人の形をした何か、に何を求めているのかってのが気になるところです。

人形

今日、テレビ(「アド街っく天国」)で秋葉原特集というのがやっていた。電脳街としての紹介とともに、何故かスーパードルフィに関わる街としても紹介されていた。ちなみにスーパードルフィというのは、フランス人形と着せ替え人形を足して2で割ったような人…

松本喜三郎展

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大阪でやっていた松本喜三郎展に行けなかったのが悔やまれてならない。ほんまに残念です。松本喜三郎さんという方は、明治期に活躍された活人形師です。安本亀八さんという方と並んで評される、稀代の天才人形師だったとか。活人形とは、徹底的に写実的な人…

「天地」

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ピナ・バウシュ来てるんだなぁ。でも埼玉かよ!兵庫から行けないっての。あぁ、一度で良いから見てみたい。2年ほど前に、近所(滋賀の琵琶湖ホール)に来ていて(「炎のマズルカ」)行こうか迷っていたのだけど、チケットが安くなかったし、丁度同時期にやってい…

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近現代の舞踊史と限定をつけた所で、それは間違いなく途方も無い量の情報がそこにはひしめいている訳なので、情報の整理と、負担の軽減を兼ねて何回かに分けて記述する事にしよう。 とりあえず今回のテーマは、巨大で強固な砦である「バレエ史」で行ってみよ…

バレエ

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ダンスの歴史を語る上で、バレエを外すのは鬼畜のする事である(嘘)。 続きはまた後ほど。

芸術としての舞踊

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まず初めに、語る「舞踊」の範囲を限定して置かねばならないだろう。ダンス=踊りなんていうと、それこそ西洋版の盆踊りみたいな民族舞踊*1から、バレエやらまで含まれる事になってしまう。これじゃぁあまりにも範囲が広すぎるので、此処で語る踊りは、見ら…

それにしても「能」というヤツは

・なんか結局ハッピィエンドなんだよなぁ。いや、成仏=ハッピィエンドとされている構造があるんだよなぁ。もっとドロドロした救われない新作能をどなたか作ってはくれないだろうか。

感想(でしか無いけど)

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絵の色がどうとかこうとか、構図が云々かんぬん、はそういう事が分かる人に譲る事(ワタシは分からない人なので)にして、ワタクシは、何となく気になった魁夷の絵に聞こえる「音」を、おこがましくも語ってみよう。絵にスピーカが付いてたら面白かったのだが(…

並べ方

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展示は年代順。ちなみにほぼ全て風景画。 ①東京芸大在学時の作品などを始めとする、駆け出しの頃のブース②画家として成熟してゆく頃のブース③自然の神秘性と崇高さを表現し出した、という頃のブース③の特徴がもっと濃く出だしたブース⑤留学中(と言っていいの…

恥ずかしながら

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展覧会に行くまでに、東山魁夷が描いた絵を、ただ一枚として知らなかったのです、ワタクシ。ケシカラン!とおっしゃらないで下さいぃぃ。勿論、事前に絵の情報、画家の情報を知っている事によっても楽しめるのだろうが、それは「絵」を楽しんでるかというと…

東山魁夷

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東山魁夷展に会期中、なんと2回も行ってしまった。これは2回分の感想を書くべきなのだろうが、2回も行ったなりの感想を書けるかどうかとは別の話だ、と言い切りたい(ダメ?)。さてと、記録記録。

アンナパヴァロワと華宵

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そういえば、華宵がアンナパヴァロワのスケッチ画を描いていた、そしてそれが展示されてた。帝国劇場で見た公演を元にスケッチしたそうだ。どうやら華宵は石井漠さんとも交流があったようだし、もしかしたら若き日の大野一雄氏とすれ違った事くらいあるのか…

高畠華宵

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高畠華宵の展覧会を京都駅にて見てきました。久し振りに、絵を堪能しました。大正浪漫がどうのこうの、という言い方は好きじゃないので、あえて華宵先生を語る上でその単語は出しませんが、大正〜昭和という異質な文化が混雑して未分化のまま融合していた時…