アンナパヴァロワと華宵

そういえば、華宵がアンナパヴァロワのスケッチ画を描いていた、そしてそれが展示されてた。帝国劇場で見た公演を元にスケッチしたそうだ。どうやら華宵は石井漠さんとも交流があったようだし、もしかしたら若き日の大野一雄氏とすれ違った事くらいあるのかも知れないですね。いや、これは驚きでした。「人と人、の生命の無限の重なり合いの中に私たちは生きている。…中略、私達はいきなり生まれて来た訳じゃないんだ。」と大野一雄氏が言っていたのを思い出した。なんだか非常に不思議な感情を抱いた一瞬でした。当然なんだけれども、今、生きている人/亡くなった人、その偉大なる先人たちが歴史を生きて歴史を作ってきた。同じ時間を生きてきたのですね。当たり前の事なんだけど、割と身近な事例を通じて深く感銘を受けてしまいました。いやぁ、時間ってすごい。