芸術としての舞踊




まず初めに、語る「舞踊」の範囲を限定して置かねばならないだろう。ダンス=踊りなんていうと、それこそ西洋版の盆踊りみたいな民族舞踊*1から、バレエやらまで含まれる事になってしまう。これじゃぁあまりにも範囲が広すぎるので、此処で語る踊りは、見られるモノとしての踊り、見せる事を前提とした踊り=芸術として語られる事の多い踊り、に限定しておこう。
言い換えるならば、「芸術表現としての舞踊*2」を扱おうと思う。

*注:ちなみに巷では舞踊人類学なんていう、あまりにも面白そうな学問も存在している。パラパラの舞踊人類学的研究なんてのをやってる人は居ないのだろうか?


*1:僕は知らないのだけど、ロシアのコサックダンスの様な民族舞踊みたいなモノが色々とあるはずだ。

*2:例えば、今のところ日本ではメジャなダンスであると思われる、ヒップホップのダンス、或いはパラパラなんてのはどう理解するべきなのか?という別の論点もある。また社交ダンスも見過ごすべきじゃないだろう。でも此処では語らない。量が多すぎてダルいから。