松本喜三郎展

necromantic2004-10-09


大阪でやっていた松本喜三郎展に行けなかったのが悔やまれてならない。ほんまに残念です。

松本喜三郎さんという方は、明治期に活躍された活人形師です。安本亀八さんという方と並んで評される、稀代の天才人形師だったとか。

活人形とは、徹底的に写実的な人形の事を言うそうで、その体にあたかも血が流れているかのような生々しさから、活人形と名づけられたとか。

恐らくは木製の彫刻に塗装・化粧を施したものだと思いますが、その肌や目や表情は、マネキンやビスクドール、或いは蝋人形といった今日の写実的な人形郡と比較しても何ら遜色が無いといえるでしょう。

現物を見る機会が次に訪れるのは一体いつなんだろう・・・。
うーん、松本喜三郎さんの地元である熊本に行かないとあかんのやろか。
しくったなぁ。