humanity

トリビア

は英語でいうと「trivial」な訳ですが、 元はラテン語のtriviaでこれの起源を探ると、 tri + via となって、 tri=3 トライアングルとかトライアスロンのトライね。 via=道 という事らしく、これは三叉路を示してるらしいです。んで三叉路が交わってるとこ=…

6月19日

という日は、人類の「知」の歴史上重要な日みたいですよ。今から遡る事2244年前、BC240年のギリシャでエラトステネス(Eratosthenes)<天文学・数学者>が地球の直径を算出した。日だそうです。 ◆あれ?と思うかも知れない ちなみに僕は一瞬、アレ、っと思っ…

ところで

ドラキュラとは疾病のメタファーである、と上に書いたけど、実は実際にドラキュラの様な特性を発言する疾病というのが存在しているみたいで。 ポルフィリン症という病気がそれなんだけれど、この病気は特殊な血液疾患でポルフィリンという物質を体内で上手く…

まず、ニンニクから片付けてみよう。

前の日記で吸血鬼とは「生ける死体」であるなんて事を書いた訳だが、そもそも死体とニンニク(大蒜)、死者と大蒜がどうやって結びつくというのか?実は結びつく。これは民俗学の領域と関わってると思うんだけど、大蒜ってのは長らく「魔除け」の意味を持って…

銀も魔除けの効果がある、という話なんだが、こちらの理由はどうも分らない。よって放置!

吸血鬼

そういえば、2日前の日記で吸血鬼に関する素朴な疑問集みたいなのを挙げていたのだけれど、 2番目に挙げた、「なんで吸血鬼はニンニクを嫌がるのか?銀を大敵とするのか」という点について何も書いていなかったなぁと。 と、言うことで書こう。

さてさてここまで書いてきた事を元に、今日の始めに上げた問いを考えてみると

まず①に対して、それなりの納得のいく答えが出せそうな気がします。 つまり、ヴァンパイアというのは、「生ける死体=魂が肉体から離れない生」であり、こういった「生の様式」というのは、何らかの「キリスト教の神に対する背徳的行為」に由来するものであ…

生ける死体である事

ところで、どうも東洋人の僕には、死体が蘇る事というのが今一つ、ピンと来ない。死体が蘇って自分の足で歩いて来てドアをノックする(もしかしたらインターフォン越しに会話するなんてシュチュエーションもありえるわけで・・・いや、無いか。ドアを開けて貰…

で、前置きはともかく

ヴァンパイア、なのですが。彼等について、どうも色々と腑に落ちない点があったので少し思いを巡らせてみたのです。その腑に落ちない点というのは、①何で、十字架を恐怖しないといけないのか?(これは割と簡単そうで簡単じゃない疑問ですな。) ②何で、ニン…

死の文化圏の違いだと思うのです。

死の文化である「蘇る死者」の内、「生ける死体」っていう恐怖文化が良く分らない。 慣れてないし、基本的に日本の怪異って、生ける屍の恐怖を描いたモノは少ないからなぁ。ゾンビとか無いものね。「生ける死体」ってのは、仏教文化圏ではあまり出て来にくい…

引き続きヴァンパイア −今日は宗教・精神世界上で彼等をどう捉えるか、という眉唾な憶測−

別に血を吸われたい訳でも無いし、吸いたい訳でも、不死になりたい訳でも、大蒜が苦手になりたい(奇遇にもここ数日間で山の様に大蒜を食べ、その芳しき体臭のせいで周囲から疎まれているのでは無いかという不安を抱えている訳で。これは加害妄想?被害妄想?…

ついでだから、何も考えずに描かれたドラキュラの特性を抜き出してみよう

食べ物:人の血。生き血か、そうでないかはあまり問われない。何故か処女の血が珍重される。 寝床:棺桶、或いは墓場 活動時間:基本的に『夜」。太陽の光を嫌う、というか太陽の光を浴びると存在が消滅してしまう。 知性:大凡、人間と同等か、それ以上。理…

吸血鬼モノ

ドラキュラを扱った作品(文学・映画・漫画・アニメ等)は沢山有るけれど、不死の苦しみを極限まで追求したモノってあまり無い気がする。知らないだけなんだろうか?当然、ドラキュラの能力の方に重点が置かれるのは物語にする以上仕方の無い事ではありますが…

それにしても「能」というヤツは

・なんか結局ハッピィエンドなんだよなぁ。いや、成仏=ハッピィエンドとされている構造があるんだよなぁ。もっとドロドロした救われない新作能をどなたか作ってはくれないだろうか。

電視游戲科学舘

・ついでだから褒めて?おこう(笑)電視游戲科学舘は、とにかく視覚効果が凄い京都の劇団です。初めて見た、「ノスフェラトゥ」で、その面白さを覚えて、何度か見させてもらいました。場面転換の鮮やかさ、舞台装置の大胆さ、などに特に驚きました。まぁ、…

牡丹燈籠

・ところで大好きな怪談話です。いずれ何かを書こうと思う。そういえば1年程前に京都で見た、「電視游戲科学舘」の演劇、「牡丹燈篭」は面白かった。あくまで牡丹燈篭の「アイデア」を拝借しただけで、原典とはあんまし関係ないモノだったんだけれど、これは…

何書こうかな

最相葉月の『絶対音感』を読み始めた。なかなか面白い。

語られたモノとして

さてこの実話から派生して、物語は歌舞伎や文楽で取り上げられ、創作されております。歌舞伎で有名なのは「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)」文楽で有名なのは「好色五人女(作:井原西鶴)」だそうで。実話と創作の相違点は、創作の方は、劇的に演…

八百屋お七

さてさて、恋した女性には当然興味が湧くもの。早速「彼女」の軌跡をストーキングして調べてみたところ、この八百屋お七の話には幾つかのバリエーションがある模様で。基本ストーリーは、江戸の大火(天保三年春)の際に円乗寺(吉祥院という説ある←あまり有力…