八百屋お七

さてさて、恋した女性には当然興味が湧くもの。早速「彼女」の軌跡をストーキングして調べてみたところ、この八百屋お七の話には幾つかのバリエーションがある模様で。基本ストーリーは、江戸の大火(天保三年春)の際に円乗寺(吉祥院という説ある←あまり有力ではない)に避難したお七が、寺の小姓である吉三郎(生田庄之助という説も)と恋仲におちてしまい、寺から自分の家に戻った後もお七は吉三郎を慕い続ける。しかし、逢う事は難しい。バグったお七は「もう一度火事が起きれば吉三郎に逢える」等と考え、自分の家に放火する。で、まぁ当然逢える訳もなく、お七はとっ捕まって、死刑になる訳です。それを後々知った吉三郎は剃髪して僧になったとか、後追いしたとか。これが基本ですな。この話は実際にあったことらしいのです。