JR芦屋駅 蕎麦処 「土山人」

3月19日に、研究室の同僚O君の車にて、JR芦屋駅から徒歩5分ほどのとこにある、
蕎麦屋「土山人(どさんじん)」にて昼食。
飾り気はなく、落ち着いた佇まいなのだけれども、ところどころにセンスの良さを感じさせる店内。
さて、まず出てきたのが蕎麦茶。これだけでもかなり嬉しい。早速、ワタクシは「細挽き蕎麦」O君は「荒挽き田舎蕎麦」を注文。

蕎麦が搬ばれてくる前に、まずは薬味もろもろが机に並ぶ。そこに見慣れない代物が。
生ワサビだ。これは楽しい。蕎麦が来るまで一先ず、ワサビをスリ下ろしながら待つことにした。立ち上がってくる清々しく鮮烈なワサビの香りが心を沸きたてる。ついでに付いてきたもう一つの薬味は、「ネギ」じゃなくて「辛み大根」でした。

そこでいよいよ蕎麦の登場。

蕎麦茶碗に注がれた麺ツユは器の底に5mmくらいしかない。恐らくほんまの蕎麦好きは、あまり麺つゆを付けずに蕎麦を食べるんだろうけど、普段、蕎麦をどっぷりツユに漬して食べている僕等にしてみると、なんだか違和感は拭えない。まぁ、たまには蕎麦好きのフリをしてみるのも一興、ということで、そのまま食べる事に。

さすがに美味い。
最初は馴染めなかった、麺つゆの量も次第に慣れてきて、こっちのが蕎麦の味分かって良いんじゃない?とすら思えるように。そういえば、O君が頼んだ「田舎蕎麦」には、岩塩を砕いたものが付いてきていた。風味が強い蕎麦だけに、極力、蕎麦そのものの味を味わえるように「塩」を付けて食べてみてくれ、というとこか。
ん〜、ツウすぎる。結局、塩で食べるつぅのは理解出来ず。

とまぁ、なんだかんだであっという間に食べ終えてしまいました。
最後は、蕎麦湯でフィニッシュ。あぁ、美味しかった。
満腹とは参りませんでしたが、満足です。
若干お値段は張るものの、値段だけの価値はあるお店です。
近所に住んでいる人がおられましたら是非一度。