確認

仏滅の「仏」とは、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)を意味し、釈迦の死(入滅)のことを仏滅と呼んでいる、という事をまずは確認しなければならない。
日常用語で「ホトケさん」すなわち死人や、仏教における「仏」一般を指している訳ではない。

そしてもう一つ、これも確認なのだが、「仏」とはただちに「釈迦」を意味しない。釈迦は「仏」という「集合」に含まれているのであって、釈迦以外にも仏は無数に存在しうるからである。

しかし少なくとも「仏滅」という用語の「仏」は、one of them というような代替可能な仏ではなくて、特定のスペシャルな「仏」を意味すると解釈すべきであり、すなわちそれは釈迦だ。(仏教徒の皆様:非常に不謹慎で無礼な発言をお許しください。)