仏滅

カレンダーを捲り、日付を確認していると時として「友引」「先勝」「大安」・・・そして「仏滅」という言葉が目に入る。

先日、手帳に予定を書き込んでいると、書き込んだその横の欄に「仏滅」と書いてあるではないか。さほど大した用事でもないのだが、だからと言ってその日が「仏滅」だと言われるのもあまり気分が良いものではない。

どうにかならないものか、と考えていたところで、ふとおかしな点に気が付いた。今日はその事について書いておこうと思う。


「仏滅」は縁起が悪い(=運勢が良くないという程度の意味)というが・・・それは恐らく「仏」が滅した(死んだ)日だからという事なのだろう。確かに人が死ぬのは喜ばしい事ではないし、ましてや仏=釈迦ほどの傑物の死ともなれば確かに運気が下がるというのも納得出来ない話ではない。

しかしよく考えてみると、これは大変おかしな話なのだ。