蔵書管理ソフト

3月に引越しを控えているので、蔵書整理をボチボチ始めた。最初エクセルで管理しようと思ったのだが、個人の蔵書管理をするにはインターフェースが良くない気がしたので、ネットを散策して蔵書管理ソフトを渉猟。

で、幾つか見つかったので早速試してみた。結論から言うと、Mediaman(http://www.imediaman.com/)という海外のソフトが、一番使い易い&見栄えが良いと思われる。試用期間30日なので、購入するかどうかはその後で。海外のソフトだけれども、日本語入力も可能&日本版アマゾンデータベースへのアクセスも可能なので殆ど問題は無い。

ちなみに、こんな感じ→。しょうもない本棚ですが、許して下さいまし。
ISBNまたは、キーワード検索を入力すると、アマゾンのデータベースに問い合わせしてくれて、自動的に書籍の情報(著者、出版社、表紙絵、ページ数)等を取得し、登録してくれる。
アマゾンのデータベースにあるものなら何でも登録出来るので、DVDや音楽CDも管理可能。本やらDVDやらに合わせて画像のサイズを自動調整してくれたりもする。こちら→はDVDの本棚を写してみたところ。パッケージの箱が微妙に違う事が分かるだろうか。
カテゴリ分類も出来るので、さながら図書館のように分類記号とかを付けておくと面白いかも知れない。願わくばリアルな世界の本棚もこんな風に綺麗になってくれるとありがたいのだが。
ついでに付け加えておくと、エディット機能を使うと自分で書評を付けられたりもする。なので、目次と概略と書評を付けておけば、わざわざリアルな本棚から本を引っ張りだしてくる必要も失くなる。入力作業もコンピュータに委せに出来れば最高なんだけれども、それじゃぁ一体何のために本を登録するのか分からないからな。
とりあえず、小さい本棚から本を引っ張り出して手当たり次第に登録しておいた。

WEB本棚

ちなみにWeb上で蔵書を公開するようなサイトもある。
例えば「本棚.org(http://pitecan.com/Bookshelf/)」とか、ブログ形式の「BookLog(http://booklog.jp/)」なんてのがある。ここはインターフェースがあまり宜しくないものの、基本的には上記ソフトと同等の機能を備えていると言える。アマゾンのアフィリエイトと多分連動してるんだろう。

デジタル・アナログ書籍

 文章をPCのディスプレイ上で読む場合と、紙面に印字して読む場合、後者の方が検索スピードが速い気がする。PCの場合、キーワード検索を使ってピンポイントの検索は出来るものの、一つのまとまった情報、つまりこの辺にこんな事が書いてあったというようなファジィな検索をするのが難しい。その点、本であればパラパラ捲っていれば、必要な情報が何となく目に入ってくる為、ファジィな検索がしやすい。これは差異(優劣)ではなくて、相違(単なる違い)なんだろう。
 書籍をTxt化してPC,携帯やPDA、あるいはゲーム機などで読む事が出来るようになって、出版業界もそのあおりを受けて業績不振気味であると言うけれども、この相違が存在している内は、本という情報媒体がなくなることは無い気がする。