珈琲

京都からの帰り路,降車し過ごし三宮まで行ってしまった。本を読んでいたせいで気が付かなかったのか,そもそも特急か何かに乗っていて停車しなかっただけなのか,どちらかは良く分からない.図らずしも三宮まで出てきてしまったので,折角ということで前々から欲しかった「珈琲メーカー」の価格相場を調べに電気店へ.お金が無かったから買う気は無かったのだが,物色していると驚く事に,最安値の珈琲メーカーは何と780円.これなら買える,という事で予定外の購入.
意外な事に,電動である(って,当たり前か.).しかも一応,国内メーカー製(無名だけど問題ない.国内「産」かどうかは知らないけど.).電化製品のデフレってこんなにも進んでいたのか.
正直,かなり驚いた.
新品があまりにも高かったら,元町の高架下で買おうかと思っていたのだけれど,そんな必要も無くなったのだもの.むしろ,元町の高架下で買うより安いし,品も良かっただろうと思う.

特に在庫(or 展示)処分品という訳でもなかったのだろうし,一体,原価幾らなんだろう,これ.
どこの国にあるどんな工場で,どんな人達がこの780円の珈琲メーカを作ったのか?.そして,その珈琲メーカーに入れるコーヒー豆の来歴は?なんてのは少し考えれば答えがミエミエな訳ですが,まぁそんな風な視点から眺めてみると、珈琲メーカーからカップに注がれたこの珈琲,って
結構「苦い」ものな訳で.