兎にも角にも

観世栄夫さんの演技に魅せられました。六条御息所の怨念に恐怖を覚えつつも、なんだか憎み切れないし、同情を誘うような、そんな舞台で御座いました。あまりにも可哀想じゃないですか。六条御息所。別に葵上も悪くないから、不幸っちゃぁ不幸なんですが、でも六条御息所の肩を持ちたいなぁ。

ま、何しろ憎むべきは、ヤリチン源氏さまですな。