DVD
id:vitaminsforus氏の日記で、SONYのPS3に関連したDVDメディア技術についての記事を読んだ。詳細は上記を参考にして貰えればありがたい。CDに替わる新たな音楽記録メディアとして音楽再生用DVDが注目されているらしく、またここでもその規格についての争いがあるんだとか。ベータとVHSみたいな。*1あらそってるのはSONYのSACD(Super Audio CD)とDVD-AUDIO。
id:vitaminsforus氏によれば、この争いのキーポイントの一つとなってくるのが、Play Station 3かもしれないとの事。なるほど道理。
と、この話しを聞いて思いだしたのがラジオメディアについて。
ラジオは、テレビの台頭で一時期窮地に置かれたものの、見事脱することが出来た。そのキッカケの一つとなったのが、カーステレオだったそうな。
ラジオと車、今となっては当たり前の組み合わせ、当たり前の光景だけれども、よくよく考えてみれば最初にその組み合わせを考えた人は中々エライ。ここでなかなか凄いなと思うのが、ラジオが窮地に追いやられた際に、ラジオそのものの機能を向上・改善させるのではなく、①ラジオの番組(コンテンツ)や、②ラジオを聞く新たなシチュエーションをつくり出したという事。こういうのが、本当の意味での「応用」と言える。
という訳で、SACDと、DVD-Audio、勝敗の行方を決定するのは、「何と結びつくか」という点なんじゃなかろうか?と思う訳だ。
・シチュエーションを作り出す
その点、すでに、PS3というゲーム機と結びついているSACDの方が若干有利ともいえるが、しかしPS3で音楽を聴く場合、多くの家庭では、ゲーム機の接続されたテレビから音が出る事になるわけだ。果たして、そんな聞き方を「する」あるいは「したい」人がいるのかどうだか・・・。
これに変わる新たな方策を考えないと、決定的な一打にはならないだろう。
・コンテンツ
恐らく、そういう意味ではコンテンツ=どんなミュージシャンの曲を収録するのか?って
な点の方がまだ現実的だ。