中陰の花から一部引用改

仏教は基本的に質量不滅の法則で考えている。
例えばコップの水が蒸発する。
水蒸気はしばらくはコップの周辺に漂っているが
いずれ水蒸気は拡散して、世界中に広がっていく。

こういった水蒸気の様な状態を仏教では中有とか中陰と呼ぶ。
中陰とはこの世とあの世の中間を示す。
どちらとも付かない状態の事だ。
そして拡散して広がっていく事・拡散した事を、
インドではシーニャと呼び、
中国では「空」と呼んだ。