渋谷センター街にて
結構、有名なのかもしれないけど 渋谷に「フリー喫煙スペース」とかいう場所があって、いまそこに居ます。
ここには灰皿、テーブル、椅子、後は音楽試聴スペース(HMVと提携)なんかがあり、待ち合わせ中の人、暇な若者なんかがたむろっております。
その他に、タバコケースのデザインアンケート装置みたいなのが置いてあって、アンケートに答えるとメダルが一枚払い出されるのです。
このメダルを店内に設置してある、コーヒーベンダー機に投入するとコーヒーが一杯飲めるってな仕組みになっているんですわ。
もちろん店内には、JTのジュース自販機も置いてあって、こちらは有料。
テーブルは、アクリルケースになっていまして、中には関東限定のタバコ「alphabet」と、その関連商品(ライター、キーホルダー、灰皿など)が展示されています。
面白いのは、タバコの自販機が一台も置いてないって事と、音楽試聴してるオッサン(この寒さの中、半袖を着て、なぜか黒の手袋を着用)がノリノリなとこ。
膝をドラムセットに見立てて、バシバシ叩き、たまにヘッドバンギングをしたりしてます。
良いなぁ。楽しそう。
ともあれ、きっとこのスペースはJT主導の、alphabetっていう(実験的)タバコの販促を目的としたアンケート場なのでしょう。
このalphabetってタバコは、デザインが凝っているタバコでして、スライドケース形式というのを採用しているのです。マッチケースのように、引きだし状になっているんですな。ケース自体のデザインもなかなか洒落てて美しい。
Alphabetが出てきた経緯(及び、最近のタバコのデザイン一新)というのは、
恐らく、
禁煙ムードが高まる中、タバコを吸わない人に、如何にしてタバコを吸わせるか?タバコを認知してもらうか?
という課題が出て、
その回答としてタバコのファッション化ってのを出したのではないでしょうか。
んで、ファッションアイテムとして浸透させる為に必要な要素であるデザインを洗練させたのが、最近のデザインタバコ(ケース)。
んで、更にどのようなデザインが実際にウケてるのかを調査してるのが、ここフリー喫煙所、って事なのではないかしらね。ついでに、アルファベットの販促もやって、と。
なんて書いてたら、こういうページが御座いました。私の読みも大して外れていなかったようです↓
http://www.mik.co.jp/clubmik/watching/
街頭でアンケート用紙くばって、サンプル品を配って、っていうよりも、こっちの方がアンケートの回収率は上がりそうですな。販促の効果もありそうだし。
しかしその為に、あんな一等地にスペースを借りて、変な機械を色々と導入するのって、費用面での効率は良いのでしょうかなぁ。疑問です。
まぁ、タダでコーヒー飲めるし、アンケートに答えたらタバコもらえるし、ってんでこっちにとっては嬉しい限りだから、何も異論はないのだけどね。
さぁてと、もう一回アンケートに答えようかな。ヒヒヒ。