英単語をメモっていて

アルファベットを縦書きで書いていたのだけど、違和感は当然の事、何しろ書き辛いし読み難い。何でそんな事をしていたのかはともかく、アルファベットは横書きを意図して作られた文字文化なのだろうなぁ、とふと感じた。ので、検討してみる。


◆例えば小文字のl(エル)と大文字のI(アイ)はパソコン上ならまだしも、手書き+縦書きだと本当に区別が付き難いし、-(ハイフン)なんて縦書きにしたら何が何だかよく分からなくなってくる。『|』←こうするべきか『-』←こうするべきか?と悩むところではあるが、どちらも判別しにくいのには変わりない。


◆あと例えば、ドイツ語の『Ë Ä Ü Ö』とかを縦書きにした場合、ウムラウト『¨』 がEAUOの文字の上に付いているんだか、或いはEAUOを含んだ文字列の、EAUOの上の文字の下部に付いているのかと勘違いするかも知れない!!或いはコロンかと勘違いするかも知れない。(いや、90%以上の確率で"無い"な。僕みたいなドイツ語初学者だけだろう、こんな阿呆な事言うの。『:』=Doppelpunkt=コロンと勘違いする可能性も極めて少ないだろうしなぁ。)


◆まぁ、そんな馬鹿な例えを持ち出さなくても、書籍や文章を見ればアルファベットは縦書きにすべきか横書きにすべきか、なんてのは一目瞭然な訳である。


◆ドイツ語・英語以外の欧州語(フランス・スペイン・イタリア・ポルトガル・オランダ・アイルランドギリシャ・ロシア・フィンランドノルウェー・ウクラナイナ・ハンガリーアイスランドとか)は、インドヨーロッパ語族だし、一応、アルファベータを使っている筈なので基本的には横書き文字文化圏であると括っても然程問題ないかと思われる。