こんな事言っていいのか分らないけど

◆卒業式自体は大した事ありませんでした。唯一(不覚にも)感動してしまったのは、式が始まる際に鳴り響いた荘厳なパイプオルガンの響き、そしてその響きと共に壇上に教授陣が登場した、その瞬間でした。「うぉぉ、かっこいい」。しまった!!!大学側の意図にまんまと乗せられちまった、くっそ。と思いながらも、その瞬間だけはあきまへんでした。しかし、実際に式が始まってみれば、入学式とさして変わらない内容。枕詞が多少違うことと、式の列席者の服装が和装という事という点が違うだけです。んー。まぁ、きっと学長も総長も都合9回にも渡る卒業式に出席して、更には来月も入学式で祝辞を述べなあかんねやろから、あまり細かい事いっちゃ悪いよなぁ。

◆あ、あと一つ。卒業の式典が終わって、卒業生を見送る際に教授陣が壇上から降りて、卒業生の最後の一人が退出するまで延々と拍手を送り続けていた点。これは素晴らしいと思いますね。総長まで総出でやってるんやからね。良い大学ですよ。


◆その後、卒業祝いだか何だか分からない、迎え酒(になってしまった)を飲まされて、ぐわんぐわん頭が回りだす。自転するのは地球だけで十分です。


◆おかげさまで、ゼミにごとの卒業証書授与の際にも、酒が回りっぱなしでエライ事になりました。「実は卒業してなかった」「卒業証書はアメリカに置いてある」「ペパーダイン大ってどこや?」ってなるとまずいので、先生と一緒に写真なんぞを撮影してみる。よし、これで学歴詐称の可能性は限りなく減少したはずだ。でもデジカメで撮影した事実がバレて、「お前、これフォトショで首挿げ替えたんちゃうか?」とでも言われたらどうしよう。んーー、まずいな。


◆淡い不安を抱きながら、謝恩会へ。有難う先生、有難うゼミの仲間、としか言い様がありません。料理はやっぱりおいしくありません。(※これはいわゆる「不謹慎な発言」なのだろうか)。式終了後に呑んだ酒が回りまくって、弱り目に祟り目で、謝恩会の最中ずっと、頭蓋骨が内側から破壊される某○斗神拳の究極奥義をかけられたかの如く、頭が「タオパァァアッッ!!」てな感じで割れかけており、終始テンションが低いままでした。「え、終わり?(おっしゃ)」「これでお別れ? あ、そうね。うん。じゃ(*゜Д゜)ノ~」という様な、かなり最低のテンション。全ての人に御免なさい。

◆あっけなく終わった卒業式でした。あーあ、みんなオールで酒飲んだりしてんだろうなぁ、と思ったところで切なくもならない我が心。冷めすぎなのかなぁ。せめて醒めていたいですな